江蘇木林昇高新材料有限公司が日本「高機能素材Week[大阪]／Photonix[大阪]」に出展 ——高純度材料とグリーンテクノロジーで国際ハイエンド市場をリード

  2025年5月14日～16日――江蘇木林昇高新材料有限公司（以下「木林昇」）はこのほど、大阪で開催された「高機能素材Week[大阪]／Photonix[大阪]」に参加。同展示会には多数の材料企業や業界専門家が集結する中、木林昇は「イノベーション駆動型・グリーン技術による価値創造」をテーマに、高RRR値高純度銅製品、多形態高純度銅箔、銅ターゲット材、高純度銅線など中核製品を展示。中国の高純度金属材料メーカーとしての技術力を国際舞台で示し、多数の実質的成果を収めた。

先端製品が示す中国「知造」の競争力

  木林昇が注目を集めたのは独自開発の8N級（純度99.999999%）高純度銅シリーズ製品：

  高RRR値銅製品（RRR＞3000）：核融合装置や超伝導マグネット向けに開発。装置の安定性とエネルギー効率を飛躍的に向上。

  6N無銀電解銅箔（厚さ1.5～140μm）：低抵抗・高熱伝導特性を活かし、5G通信機器、次世代バッテリー、高密度半導体パッケージの基幹材料として評価。

  高純度無銀銅ターゲット材（純度99.9999%以上）：半導体チップの高集積化と信号伝達効率向上に貢献。

  極細高純度銅線（線径15μm）：超高導電性と耐腐食性を両立し、医療用精密機器や航空宇宙部品への適用が可能。

  会場では当社の「ターゲット分離技術」と「全工程ゼロエミッション製法」が注目を集めた。原料精製から製品包装までの密閉型自動化工程を映像で解説。ナノレベルフィルターシステム、クリーン度クラス100の充填技術、リアルタイムカーボンモニタリングシステムなど、中国製造業の技術的高度性を実証した。

国際企業が熱視線 技術優位性が新たな協業創出

  三井グループ、三菱グループ、日鉱金属など主要日系企業がブースを訪問：

  三菱グループ技術陣は生産工程のCO2排出量（業界平均比40%減）に強い関心を示し、独自開発の省電力電解プロセスとクローズドループリサイクルシステムの詳細を協議。

  日鉱金属は銅箔製品に着目。半導体集積回路やリチウムイオン電池電極材への応用可能性を高く評価し、技術協力の可能性を探った。

  周安邦総経理は「日本はグローバルな先端材料技術のベンチマーク。当社の『ハードコア技術』を提示すると同時に、中国企業が高純度材料分野で『輸入代替』から『グローバルリーダーシップ』へ進化した事実を世界に発信した。当社の超高純度基準とサステナブル生産体系が、国際市場に新たなソリューションを提供する」と述べた。

戦略的意義と今後の展望

  今回の出展は木林昇にとって重要なマイルストーン：

  国際市場開拓の加速：日本企業との連携強化により技術的障壁を打破し、中国製高純度材料のグローバルシェア拡大を推進。

  技術トレンドの即時キャッチアップ：国際市場の最新ニーズを直視し、研究開発戦略の最適化を図る。

  グローバルブランド力の構築：世界水準の技術展示を通じ、企業認知度と信頼性を大幅に向上。

  当社は今後、持続可能な素材開発とグローバルサプライチェーン構築に注力し、半導体・再生可能エネルギー・先端医療分野でのソリューション提供を強化する方針だ。